フィンスイミングは50年くらい前から
競技として始まりました。
始めは「ビーフィン(2枚ヒレ)」でしたが
40年くらい前に「モノフィン(1枚ヒレ)」が登場し
その優れたスピード性能からモノフィンが主流になっていきました。
現在の世界記録
50mアプニアでは14秒を切ります。
これは競泳自由形の
1.5倍のスピードで泳ぐ事になります!
ヨーロッパ各地で人気があり
世界選手権やワールドカップなどたくさんの大会が開催されていて
オリンピックの公開競技としても開催されたこともあります。
フィンスイミングのルールでは
競泳と同じものや馴染みのない変わったものがあります。
(正式なものは、日本水中連盟にお問い合わせください)
道具いろいろ大きさが決まっています
モノフィン○全長・幅は760mm、高さは150mmまで。
CMAS ビーフィン○三角のフィン止の使用可能
○サイズ 670mm 225mm(ブーツイン)
675mm 230mm(オーバーヒール)
*
国内専用のBF競技はサイズ、材質規定なしシュノーケル○直径15mm〜23mm
○長さ430mm〜480mm
水着○国際ルール;CMAS公認水着もしくは、Vパン
○国内ルール:高速水着(レーザー・ラバー)を除き、全てのタイプ(ジョン・ロング)等で、着用可能。
*国内競技しかないBFは、どんな水着も着用可能。
泳法スタート○フィンを着用する時間に最大2分与えられる。2分計が設置される。
○長い笛の後にスタート台にあがる。
SF(サーフィス)○スタート、ターン後15mまで潜水が可能。
15mラインの判断基準はシュノーケルのトップ部分もしくは頭。
○50m競技のみシュノーケルは必須。
○潜水部分以外は、体の一部もしくはシュノーケルが出ていなければならない。
(水没は失格になります)
AP(アプニア)○シュノーケル使用の禁止
○顔はタッチするまで水中になければならない。
BF(ビーフィン)○泳法はクロール泳法
○スタート、ターン後15mまで潜水が可能。
15mラインの判断基準はシュノーケルのトップ部分もしくは頭
泳法及び CMAS ビーフィンに関する規則
CMAS 国際競技規則について、以下を第26 回フィンスイミング日本選手権大会より、日本国内 大会で適用することに決まりました。
1.
泳法と15mルールについて スタート及びターン後の潜泳について、CMAS(世界水中連盟)の国際競技規則を適用する。
具体的には、スタート及びターン後の潜泳は15mまでとする。
〜参考:Finswimming CMASRules(抜粋)〜
○サーフィス(SF)
・ 潜水は、スタートおよびターン後15m以内のみ可能である。
泳者のスノーケルもしくは頭が 15mラインを越えるまでに水面から出なければならない。(2.2.1.2.)
・ サーフィスは、すべての距離で、呼吸にはスノーケルを使用しなければならない。(2.2.1.4)
○ビーフィン(BF)
・ 泳法は、スノーケルを装着して、胸から上においてはクロールとする。(2.2.4.1.)
・ ドルフィン泳は、スタートおよびターン後15m以内の無呼吸時のみ認められる。(2.2.4.2.)
・ 潜水は、スタートおよびターン後15m以内のみ可能である。
泳者のスノーケルもしくは頭が15mラインを越えるまでに水面から出なければならない。(2.2.4.3.)
・ スタート時、フィンはスタートブロックの前方で、並行にそろえて構えなければならない(2.2.4.4.)
■ 大会での適用について
・サーフィス種目は、すべての距離でスノーケルを装着しないと失格となる。
・サーフィスリレー種目においてビーフィン(FRP ビーフィン等)で泳ぐ場合も、
サーフィスリレ ーではスノーケルを装着すること。
・ビーフィン種目でのスノーケル装着は、CMAS ビーフィン種目のみに適用する。
CMAS ビーフィン種目(50m、100m、200m)では、スノーケルを装着しないと失格となる。
・その他のビーフィン種目においては、スノーケルを装着していなくても失格にはならない。
2.
CMAS ビーフィン規則について 2007 年から、フィンスイミング世界選手権大会をはじめ、
CMAS 主催の国際大会にてビーフィン 種目が正式に行われ、
国際競技規則上、使用可能なビーフィンの基準が定められている。
今大会実施する CMAS ビーフィン種目は、当該競技規則を適用する。
使用が認められたサイズの ビーフィンを用意の上、出場のこと。
なお、その他のビーフィン種目(25m、50m、100m、400m、1500m、4x50mリレー)に ついては、上記の規制はない。(FRP ビーフィン、ゴムビーフィン等、いずれの素材/サイズの ビーフィンも使用可能)
〜参考 : Finswimming CMAS Rules (抜粋)〜
○
ビーフィン競技で認められるフィンの基準 ・ 市場で容易に入手できること。(2.3.2.2.a)
・ 最大寸法(2.3.2.2.b)
a. classical model長さ 670mm、巾 225mm
b. diving model長さ 675mm、巾 230mm
・ 材質は以下に限定する(2.3.2.2.c)
P.P. (Polypropylene 、ポリプロピレン)
EVA (Ethylene-viyl accetate 、エチレン酢酸ビニール)
■ 大会での適用について
・CMAS ビーフィン種目に使用できるビーフィンについては、以上の規則を適用する。
サイズと材質がルールに則ったものであれば、使用できる。
・ただし、国際大会に参加する場合は、CMAS 公認ビーフィンの使用が必要である。
参考HP
FinswimmingNavi